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失業からの復活ブログ
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失業を期に引きこもりになる人も少なくはない。
働き盛りの世代があればなおさら、職を失うということが社会からの孤立を意味するということは間違いなく事実です。

「私たちがいなくなったら、どうするの?」 40代引きこもり息子に対する母親の悲痛な想い
http://diamond.jp/articles/-/10478

この記事を読んでいると、たった一度だけでも躓くと、今の社会では誰も手を貸してはくれないのか……と、悔しく思います。

大体の内容はこうです。

○○===

大学を卒業後、都内の流通会社に勤務していた繁樹さんが突然リストラに遭ったのは、98年頃のことだ。日本ではバブル経済がはじけて、まさかつぶれるとは思えなかった山一証券などの大きな会社が次々に廃業していた。

 リストラの兆候はあった。

 繁樹さんは就職した当初から、昼間のローテーションで勤務していたのに、解雇前、突然、夜の勤務体制にシフト替えを命じられたのだ。

 夜になると出勤して、朝、家に帰る毎日。それでも、繁樹さんは一生懸命、仕事で頑張っていた。しかし、昼夜逆転生活への転換は、体調を崩す一因にもなり、上司から「もう会社に来なくていい」といわれてしまう。

 リストラされてからというもの、繁樹さんが仕事を探すことはなかった。それまでの給料をほとんど使わずに貯めていたため、会社を解雇されてから、パソコンとCDプレーヤーを購入。昼も夜もネットにハマるようになり、居間のテレビを見に来ることもないほど、1日の大半は部屋にこもって、パソコンなどにのめり込んだ。

繁樹さんは、必要な言葉以外、何もしゃべらない。幸代さんが「~やったの?」などと聞いても、返ってくるのは「した」「やった」「違う」といった一言だけだ。

 夕方になると、繁樹さんは自転車に乗って、コンビニやスーパーなどへ買い物に出かけていく。出ていくときに、幸代さんが「行ってらっしゃい」と声をかけても、返事が返ってくることはない。

 しかし、夜には必ず帰ってくる。毎日、自分で献立を考えて、台所に出てきて、自分で料理をつくっているのだ。帰ってきたなと気配を感じると「おかえり!」と声をかけるのだが、やはり「ただいま!」と返ってくることはない。

 ただ、繁樹さんが自分で料理をつくっているときは、楽しんでやっているように見える。炒め物などをつくっていると、結構いい匂いが漂ってくるのだ。

 「いい匂いがするね」

 そう声をかけると、一瞬、ニコッと笑顔を見せる。子どもの頃に見せていた表情だなと、幸代さんは思った。

 繁樹さんは性格的に、何事もやり始めると、ガーッとまっすぐに打ち込む。しかし少しショックを受けると、倒れてしまって立ち直れなくなるタイプだ。

ブランド物は一切買わないし、興味もない。ジーパンを1枚買ったら、何年でもずっと穿き続けている。自分は食べさせてもらっていることはわかっているようで、贅沢は一切口にしない。

 洗濯も「すべて自分でやるから」というので、繁樹さんに任せている。しかし、家事はできるのに、経済的には自立できていないし、人間関係のつながりはない。

 繁樹さんが突然、原因不明の40度を超える高熱を出したことがあった。冷やしても、冷やしても、熱は下がらない。

 「医師にかからなかったら、死ぬよ」

 幸代さんはそういって病院へ連れていこうとしたが、繁樹さんは「いい」といって断った。

 「医師に診てもらうと、問診されるのが嫌だ」というのが、診療を受けようとしない理由だ。

 仕方がないので、近くの医療機関に電話して、事情を説明した。

 「そういう患者さん、うちにはたくさんいますよ。まずお母さんが来てください」

 そう医師にいわれて、幸代さんが訪ねると、「息子さんは男性なので、お母さんの名前では薬を出すことができません。本当は違法ですが、お父さんの名前で、解熱剤を出しておきます。症状がわかれば、出す薬は同じですから」と、内緒で薬をもらって帰ってきた。

 繁樹さんは結局、5日間、熱にうなされた。「引きこもっているのに、風邪をひくとは…」と、幸代さんには、鬼の撹乱のような感じがした。しかし、同じような人が他にもたくさんいると聞いて、なぜかホッとした。そして、医師の柔軟な配慮が、ありがたかった。

人と話さなければいけないような人間関係が必要な仕事は、息子のような特性を持ち、40歳を過ぎたら、もう無理なのではないか。でも、1人でコツコツとできるような仕事が、こんな厳しい雇用情勢の世の中にあるのだろうかと、幸代さんは考える。

 繁樹さんも「働かなければいけない」とは思っているようだ。なぜなら、部屋で毎日、ダンベルを持って運動しているという。自転車に乗れば、20キロ先でも30キロ先でも出かけていくことができる。

 人は、誰でも同じではない。価値観の違う人を排除するのではなく、そういう人たちがいることを理解してもらい、すぐにおカネにならなくてもいいから働ける居場所がどこかにできないものか。

 幸代さんは最近も、街を訪れた知事との対話集会でそう訴えたものの、知事はこんな家族の気持ちなど知ってか知らずか、まったく話を理解できていなかったという

○○===

ひきこもりになるのは、何も不思議なことではありません。
なにかがきっかけとなって、コミュニケーションが極端に苦手になって人との関わりを拒絶してしまう。
しゃべるのが得意な人もいれば、ただ黙々と体を動かすことが得意な人もいる。
饒舌な10代もいれば、口下手な40代もいるでしょう。

仕事というきっかけがあれば、社会に復帰できる人がいる。
一生懸命働きたいという人がいる。
決して怠けてきたわけではない。
無駄な天下りに何千万も使うよりも、こういう人の為にわずかな仕事でもいいから与えて欲しい。

 

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無題
35歳 リストラ再就職2ヶ月目です。
転職回数は一応2回目の3社目です。
知り合いの紹介で家族経営の零細企業より声が掛かっています。
自分としては、決断するのにかなり妥協が必要です。(勤務地、職種、企業規模など)これまでの活動において、やはりかなり厳しい現状を痛感し、ブラック企業以外の内定はなし。貯蓄もなし。家族ありの状態では、上記零細企業に勤めながら転職活動を続行する以外にないと結論をだしました。(これ自体かなり妥協です。)
但し、今後といっても、年齢が重なる、経歴が増えるなど不利な要素しか出ないような気がして相当悩んでます。
エージェントにも同様なことは言われましたし・・・・
ご経験をもとにアドバイスいただけませんか?
零細にて転職活動すべきか?
年齢的に最後ととらえ納得いく再就職を目指すべきか?
宜しくお願いいたします。
kazushi 2010/12/21(Tue)13:45:43 編集
今はじっと耐える時
今は生涯の仕事を探すよりも、生活の基盤を作ることだけに力を注ぐ方が良いですよ。
ですから、選択は間違っていないと思います。
妥協しても、そこに働ける場所があれば、人は救われます。

一般的には35歳までが転職の期限ですが、実際はもっと厳しいようです。

零細企業であっても努力次第で給与も上がるでしょうし、会社も大きくなるかもしれません。
今は他に良いところがないかを探すのではなくて、精一杯仕事に打ち込む時ではないでしょうか。
待遇もあまり良くないし、零細であれば自分の価値を自分で低くしてしまっているように感じているのかもしれません。
でもそんなことはありませんよ。
小さな会社には、小さな会社の良いところがたくさんあります。

私も未だに契約社員です。
でも精一杯仕事をさせてもらっています。
そのお陰で、社会保険厚生年金もしっかりかけてもらい(雇用保険はもちろんですが)、わずかばかりではありますが、ボーナスもいただきました。

仕事には自信がありますが、それでも働くところは少ないです。
今は選り好みをしている時ではないと思いますよ。
時期を逃せば他の誰かが勤めることになります。
あと数年はじっと耐えて、勉強なり資格を取るなりして、自分の力を蓄える期間にしてください。
きっと好転する時がきますから、頑張ってください。
応援します。
管理人 2010/12/23(Thu)01:27:03 編集
無題
アドバイス有難うございます。
私自身、精神面が弱い部分もあり、退職が決まった時点では常に胸がモヤモヤし、じっとしている
ことが辛い状況にあり、心療内科で薬をもらい、妻に話を聞いてもらったりとしていました。気持ちの波が激しく、一時期に前向き思考に改善していたのですが、現在また負の要素の波が来ており
決断に恐怖すら感じ、妥協の就職か、再就職活動続行かの選択に答えなんてだせるわけないと本気で思いました。どちらも先が見えない恐怖で激しく動揺しました。精神状態の崩壊からくるネガティブ思考と冷静さのかけらもない判断力の低下、
きっと前向きにポジティブに人生を楽しんでいる方からみれば「後ろ向きの考え方だからなにを決断しても失敗するんだ」と言われそうな自分がいやになり、さらに自信をなくしてしまう負の連鎖です。
やはり、生活や家族を思えば、収入源をつくり、
資格取得などすこしでも価値を高めでいくことで
再チャレンジするべきなのでしょうね・・・・

聞きたくもない愚痴を勝手に書いてしまって申し訳ございません。
kazushi 2010/12/23(Thu)11:18:28 編集
大丈夫です
働き盛りの世代にとって、リストラはかなり厳しい仕打ちです。
特に再就職が難しい年齢の人たちでは、引きこもりになるのもある意味当然のことなのかもしれません。

いろんな悩みや苦しみが御有りなのは、良く分かります。
どうしようもないほどに心に辛くのしかかってくる重圧は、簡単に取り除くことはできません。
大変苦しんでいるんだと感じます。

でも、今何より大切なのは社会とのつながりです。
世の中には良い人もたくさんいます。
どういう形であっても、社会とのつながりさえ保っていられれば、きっと好転します。

勇気を持って、思い切って飛び出してみてください。
最初の1~2カ月は本当に辛いです。
でもそれが半年、1年となると、きっと頑張って良かったと思えるはずです。

考えるよりも体を動かすようにしてください。
バナナを食べて運動です。
負の連鎖に負けない方法ですよ。

苦しくなったら、いつでも書き込んでください。
人とのつながりがあれば、絶対に乗り切れますから。
管理人 URL 2010/12/23(Thu)13:55:49 編集
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