失業からの復活ブログ
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就職活動も三カ月を過ぎると、さすがに焦ってきました。
失業保険は1年近くありましたが、それだけでは毎月の生活が成り立たないので、貯金を切り崩しながらの生活だったのです。
でもまだ、家族は温かい目でいてくれたので、それだけは救いでした。
ハローワークでもらえる紹介状は多くて2つまで。
(長期休みの時は、最大4つまでもらったことがあります)
ただ、雇用機会均等法によって、男女の区別なく求人票が掲載されています。
紹介状をもらうために、相談窓口に座った時、初めて「これは女性向けの募集です」と言われることも少なくありませんでした。
一番困ったのは、年齢の制限が書かれていないことです。
一応紹介状をもらって面接にいくと、「年齢的に厳しいですね。せめて30代前半じゃないと無理だとおもいます」と断られることが如何に多かったか……。
表面上は年齢制限していなくても、実際は若い子に的を絞っている企業がほとんどです。
ハローワークの建前上、年齢制限はしていませんが、実際はかなり多く存在しています。
そのことでハローワークに尋ねると「年齢制限したら、40~50の求人は激減しますよ。また面接にいけるだけいいじゃないですか」とのことでした。
確かにそれも一理あるでしょう。
自己アピールの場があるので、そのチャンスを活かせる人がいるかもしれない……。
でも、現実は甘くありません。
かなり親密に話をしてくださった、同年代の面接官も何人かいましたが、『高学歴で高スキルの人間が、今は、たくさんあぶれています。どうせ同じなら、会社としては若い方がいいですから……』というようなことを、何度か聞きました。
2つしかもらえない紹介状。
そのうち2つとも若い子しか必要のないといことであれば、無駄に時間を費やしていることになります。
また、面接まで連絡待ちのことも多く、待っている間は何もできません。
紹介状は2つしかもらえませんから、後は求人雑誌に頼るしかないのです。
しかし求人雑誌にはアルバイト情報は多いですが、近隣の正社員募集はほとんどありません。
時間だけが過ぎていきます。
何かしたくても、平日の昼間にウロウロしていると、周りから良い言葉は聞かれません。
『怠けている』そんな言葉がささやかれるのです。
……必死で就職活動しているのに。
そして、いつも支えだった妻も、ストレスを爆発させることになるのです。
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