失業からの復活ブログ
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ずっと家にいても体にも心にも良くないと、必死に就職活動していたおかげで、ようやく一件だけ、雇用してもらえるとの連絡をいただきました。
……ですが、実際はハローワークの募集に書かれていたような待遇ではありませんでした。
社会保険はなし、雇用保険も様子をみてから。
とりあえず給料を今決めることはできないので、しばらく様子をみてから……ということでした。
それくらいは仕方ないかと思い、翌日から仕事にかかることになりました。
朝は6時前には家を出ます。
指示されただけの仕事がこなせないので、お昼時間は返上です。
夕方は7時過ぎには事務所に帰ってこれますが、それから内業があります。
抱えていた物件が多かったため、土曜も日曜もありません。
ずっと働きづめで、一か月もたたないのに、体重がかなり落ちました。
……でも、仕事が無いよりはいい。そう思って頑張りました。
そして一か月が過ぎようとしていた時、給料の話があると言われて事務所に向かうと、経営者の面々が大きな態度で座っています。
そして一言……。
『残業代やら通勤費やら、全部ひっくるめて20万に足りないくらいだな。』……だそうです。
一日の労働時間は、実質10時間は余裕で超えていました。
土曜日曜もありません。
ですから少なくとも一カ月に300時間は働いています。
時給に直すと660円程度。
しかも交通費などの諸経費もこの中に含まれるのだそうです。
……それでも仕方ないのかと、腹をくくっていました。
生活していける金額ではありませんが、「無いよりはいい」そう自分に言い聞かせました。
ですが、さらなる事態が発生します。
給料日に、給料がもらえないのです。
同僚の方に聞いてみると、給料が遅れることがあるのだそうです。
悪い時は3カ月待たされると……。
さすがに我慢できずに、納得ができないことを告げると、そこで話は終わりました。
今は募集さえかければ、いくらでも人は来る。
無理に高い給料を払う必要もなければ、いくらいい人材でも引きとめる必要もない。
……そういうことらしいです。
雇用が悪化している為に、賃金を下げてもいくらでも人が来ると笑っていました。
最悪です。
失業者は、救われないものだと痛感させられた瞬間でした。
仕事はなく、やっとありついた仕事は、苦労と責任だけが大きい内容。
保証なんてものはどこにもない。
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